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恩返しから恩渡し(お試し計画)

 

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 家の中にある、いくつかの色紙がふと目に入った。後輩や仲間からのメッセージがたくさん書いてある。みんなの字が心に染みる。

 高校生の時、演劇部に入っていたのだが、部員の雰囲気が好きでなく一人距離を置いて活動していた。別に意識していたわけではなかったのだが自然と孤独を作り出していたらしい。副顧問の先生からは「孤独な感じがかっこいい」と言われたこともある。そんな調子で高校卒業以後も孤独な感じを出しつつ生きてきたつもりだった。

 しかし色紙にはたくさんのメッセージが自分に向けて書かれている。たくさんの人から愛を受けていたのだと今になって気付く。自分は1人でやってきたとかその頃は思っていたが、実はそうではなかったと知った時の恥ずかしさがハンパない。ダサすぎる。自分も何かしたい。

 今となってはちょっと気まずい感じになってしまった人も中にはいるし、合わなくなってから数年間も言葉を交わしていない人もいる。そのため当時受けた愛を今になって返すのはちょっと違うような気がした。しかしこのままでは僕ばっかり愛を受けている気がしてもどかしい。

 そこで一つ思った。「恩返しではなく恩渡しにすればいい!!」

 当人から受けた恩を当人に返すのではなく、自分から別の人に恩を渡す感じにすればいいなと思った。もちろん返せる人には恩を返したいのですが、下手したら恩を返すことで気持ちの交換をしたつもりになって、自分の中で人との関わりに対して清算したい感が出てしまうと思いました。これではなんか違う。自分でも良くわからないが受けた恩を、「恩を送りたい!」と思った人に渡せばさらにその輪が広がっていい感じになるのではないか!!

 

 これをどう具体的にやればいいのかがよくわからない。まず大前提として、僕は素直に人に気持ちを伝えることが苦手すぎる。なので、好きです!とかありがとう!などの気持ちを時速150kmのストレートで全力で投げてみたらいいのかもしれない。(王道!!)今計画している「群馬の古民家山小屋をいい感じにして心温まる場所を作る」作戦がきっかけになるかもしれない。よくわからない。

 僕は気持ちをストレートに表現することに対して怖いと思ってしまう質です。最近のテーマは「好きな人、モノに好きという!!!」となっており、ここに自分が次のレベルに行けそうな予感がしています!上手い感じに自分を「好き」で満たしながら、いい流れで恩を渡せていければベストだな!と思っています。

 

 ということでもしかしたら突然150km/hの善意が僕からやってくるかもしれません!お気を付けください!(受け取ってもらえたら嬉しいです!!!)

この一年を振り返ってみる。

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 気付いたら今年も残りあとわずか。あまり一年を振り返るようなことはしないのですが、ブログを始めて半年というのもあり、記事にしてまとめてみます!ありきたりですが、暇つぶしとして読んでください!

 ※ここからは自分への語り掛け、確認、みたいな感じになるので、ですます調は使いません。

何があったっけ1月

 もはや何があったかすら思い出せないそんな1月。恐ろしく適当なまとめになる。一つだけ覚えているのは、「働いていたバイト先から逃げる」ということをしたのだけは覚えている。もともとやめるまであと二週間ぐらいまでは迫っていたのだが、どうしても嫌で逃げた。今思うと「それはそれでよかった」と思っている。逃げるのは悪いこと、そして真正面から向かって意見するのも確かに正しいとされる時もある。しっかり面と向かうのも正しいと自分でも思うことはあるけれど、あの時は逃げてよかったと思う。そんな一月。

2月

これと言ってなかった。

3月~6月

 今振り返ると、自分にとって久しぶりに自分と向き合い始めた時期だった。一年生の頃は自分の中で考え事をする時間が多かったが、ここ数年は止まっていた。就活を通してもう自分が何なのか、訳がわからなくなる。あるあるな話である。先輩に相談した結果、気乗りしないならやらなくてもいいという結論に至り、今現在さすらっている。

 思えば、最初就活を始めた時に学校にマイナビが来た際、

「あ、これってマイナビが学校に来て、学生を就活モードにさせることで、就職率が上がる。大学の評判も上がる。それに貢献したマイナビに学校から収益が行く。っていうシステムになってるんだ!」という発見をしてしまった。おなじみのひねくれ根性である。

 客観的になっている時点でよくある学生の就活なんて俺とは遠いものなんだな、、、というのがあったのかもしれないと今なら思えてしまう。

 

自分の新たな可能性を見つけた7月、8月

 自転車で日本を旅してきた。旅なのか、自分への戒めなのか自分でもいまいちよくわからないが、灼熱の中とにかく毎日前に進んだ。しかし色々得る(思い出す)ことは山のようにあった。1個1個まとめることが出来ないので、書けない。

 途中まではブログに書いているので、よければそちらをご覧ください。。。

 

 正直旅をして得たものというのはない。あくまで自分の中にもともとあった感情や考えを思い出したということの方が大きい。これは意外な発見だった。何かを得るのかと思っていた。しかし大体は知っている感情だった。

 それでも得たものとしては、地形感が付いたということだ。山は地形を考えるうえで重要なものだということが分かった。思った以上に山の力はすごく、気候が場所によって違うことや歴史上での役割など、「ああ、そういうことだったんだ!」と思わされた。

 

9月

 この月はライブをしていた思い出。あとは卒論を書き始めたくらいであったと思う。この時ぐらいからだんだん人と会う回数が減っていき、勝手に気持ちが落ちていくという自滅モードに入っていた。

10月中旬まで

 人と合わない、連絡を取らない日がこの月は続いた。思い返してみると、ここ四年間、ほぼ毎日誰かと会っていた。少なくとも毎日誰かと軽く言葉を交わしていた。それが初めて週に一回誰かと会うか合わないかという感じになった。

 恐ろしく自分の中で不安が湧き上がってきたりもしたし、とても孤独を感じた1か月になった。

 旅をしていたせいで、あくまでも自分はこの世で一人なのだ(その代わり俺以外の全員も俺と繋がっている!)と感じていたのが、そのまま東京に帰ってきてあの人ごみの中、各々狭いところでコミュニティーを形成しているのを見ると、果てしない孤独に迫られてしまった。東京にいると人は多いのに孤独を感じ、旅をしていると一人っきりなのに、どこか余裕が心に生まれるという発見ができた。もしかしたらこれから自分の処世術の一つとしてこの考えが役立つ時が来るかもしれない。

 

 

ヒッチハイクをした10月末

 そんなこんなで知らず知らずにいろいろな人とも距離を作ってしまう。まずクラスの友達とは授業がかぶらず合わない。そして4年間を共にしたアカペラグループと一瞬別れる(LINEグループを抜ける)。そして彼女とも別の道を歩み始めた。

 ということは何が待っているかというと、そう、一人という現状である。別に一人が嫌いなわけではない。むしろ基本的なスタンスは一人だ。どこに行くにしても何をするにしても自分がやりたいことは一人でやってしまう系男子である。更には、旅を通して、これからは一人でやっていかなければならない、、、と思っていた節もあった。

 結果、もれなく人が恋しくなり、そしてどこか離れた土地に行きたいと思うようになる。自分で書いていて思ったが、人が恋しくなるのに、知らない人しかいないところに行く発想が出てきたのが何とも面白い。

 いいタイミングで青森に行く用事ができた。そこまでヒッチハイクをしてみたら、「自分に自信もつくし、誰かと話すことが出来る!」と考え、決行した。

 

hasheem32.hatenablog.com

 

 

 にしても今までどこか心の拠り所(心の依存先)があったことに甘えていたのかもしれない。

 ヒッチハイクをしている最中は結構フルパワーで話をしていた(無理に言葉をひねり出すのではなく、しっかりコミュニケーションをとる感じ)。この時の心のすがすがしさ、人と話すことで自分の中にあふれ出してくるパワーを感じた。

 心の拠り所があるところではつい無気力で話してしまうが、それはリラックスとは少し違うような気がすると今では思う。親しき中にも礼儀あり、という言葉が自分の中ですごく身近に最近は感じる。礼儀とはたぶん、相手とコミュニケーションをしっかりとるための姿勢のことなんだと思う。

 だから受動的に心の拠り所へ行くだけで終わらせるのではなく、そこで主体的に相手に興味を持って接することが大事なのだと思う。毎回新鮮な気持ちで相手とコミュニケーションをとる。演劇の稽古みたいである。セリフはわかっていても毎回新鮮な気持ちで舞台に立つ。気持ちの深堀がされてより新鮮な風が吹く。というように。

 むしろそういう姿勢が取れるのが本当の心の拠り所(心が集まっている所)になっているんだよなと思った。だから身近な人をまずは愛しまくる、ということが今の自分が やるべきこととしている。

 

歩いて、本を読んだ11月

 この月は何をしたわけでもない。ただ、ひたすら歩いた。これがすごい数なのかすごくない数なのか知らないが、月の平均歩数が12000歩になった。毎日12000歩、歩いていたらしい。大体歩きながらその時々思ったことに対してふけったり、歩いた先で小説を読んだり、というこれは大学4年生がするには尊すぎるような行動をしていた。

 ただ、自分の気持ちに素直になるには結構大事な時間だったと思っている。歩いているとおのずと頭の中に言葉が浮かぶ。11月は自分の価値観を見直すことが多かった。自分はどうやって世界を見ているのだろうか。

 自分自身、好き嫌いで物事を決めてきた方だが、その中には自分ルールみたいなものは限りなく少ない。一般的な感覚みたいなものが染みついている。別にそれが嫌いなのではない。むしろ一般的な感覚があるので世の中を生きるにはまだいい方なのではないかと思うぐらいだ。

 しかし自分なりのルール、考え方を突き詰めることで自分を信じることが出来るんだと知った。

「俺はこうやって考えたけどなんでだろう、俺はそう考えたんだな、それでいいじゃないか!」といった感じだ。自分の考えを、世間的にはアウトな事も、だれにもわかってもらえないこともオールオーケー!と思うと自分の中にエネルギーが溢れてくるのを感じる。

 歩くという行為は自分を見つめなおす(自信をつける土台を作る)には適しているということを知った。

【あとは電車に乗らなくなるので、お金が減らないという発見がありました!笑】

 

いろいろありすぎてもうまとめない12月。

 この1か月である。もうこの月のことぐらいしかしっかり思い出せない。アカペラをソラマチで歌い、卒論を書き、有馬記念に行き、ドライブし、三浦大知のライブにいった。細かくまとめても、らちが明かないので、もう自分の中で留めておくことにする。

 12月中の気づきとしてはお金の使い方が良くなってきた。と言えばいいのだろうか。よくある大富豪的なお金の使い方ではない。値段で物事を判断しなくなったということだ。自らのお昼ご飯事情にすごく表れているなと思う。

 バイトも何もしていないので、体や精神を使っているという感覚が無い日がほとんどだ。しかし、お腹は毎日すく。そこで考える。果たしてこの何もしていないからだにご飯をいれていいものなのか。大体悩んだ末に「今日はチョコチップパンの刑だ!」みたいな感じで、100円のパンを買う。チョコチップパンは100円の割りに6本も入っているのでとてもコスパがよいと思っている。

 逆に、これから卒論を書くぞ!という日は好きな家系ラーメンのお店に出向き食べる。そしてそのエネルギーで夜まで頑張っちゃったり。

  同じ昼ご飯だが、自分なりに意味をつけることが出来ている。僕の場合、無駄な出費というのは自分の意図していない(意識の弱い)モノがほとんどだということに気づく。値段の張るものでも意図していれば大体物持ち良く使う。

 意図した出費が出来ているとハッピーな気持ちが続いて行く。自分の中でいいお金の使いかたが出来ているので、カードの返済に迫られようとも怖い文無しである。

今、ここを生きる。

 

 さて、この調子で来年の抱負とか書いちゃおうかな~とも思ったのだが、やめる。来年のこと、先のことを考えるより、今日この瞬間のことを考えたいと最近は強く思う。勝手な自分哲学なのだが、明日(未来)のことを考えるのは、死んだ後の世界を考えるのと同義な気がする。死後は想像できても行動できない。明日も想像できるが今すぐ行動に移せない(予定という名のそれっぽいものはあるが)。どちらも今できることではない。だから同義だと思っている。

 何がやってくるか分からないことを考えることは僕にはできない。逆に考えてしまうともう今日を生きるのがなあなあになってしまう。明日があるからいいやと気持ちが緩む。

 毎日フルスロットルで生きるという話ではない。ただ、目を向けるのは今この瞬間、伸ばしても今日。それだけでいいのではないか。逆説的に話すと、毎日自分の中で納得のいく1日を過ごすことが出来た時、将来振り返ってみて、「まあ、今世はいい線行ったんじゃない?」みたいに思えることが出来たらいいなと思う。

 

ということで、僕は今この瞬間を生きる。気づけばもう4000文字も訳の分からないことを書いている。卒論は毎日1000字ペースなのに、もう4倍だ。(この記事は勢いで書いたため、40分くらいで書いております)。このエネルギーは今すぐ卒論に向けなければいけない。なのでこのあたりで今日の記事は終わりです。

 

おわり。

偶然出会い、いいなと思った紅葉スポットたち(東京!無料!偏見チョイス!)

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今年の秋は紅葉にハマりました!こんなことは人生初です!葉っぱに太陽が当たって綺麗に見えるあの感じがたまらなくよくて、いいスポットがあるとそのたびに「うわ~(''Д'')」ってなっていました。

 

もう12月に入ってしまい、寒くもなってきて紅葉どころではないですが!その時の感動やらその日の記憶やらを書き留めておきたいと思ったので書きます。

 

めちゃくちゃ個人的なお気に入りスポットを書きます。全く参考になりませんが、よければ今年(まだ紅葉が残っていたら)、又は来年の秋(忘れている可能性大!)でも行ってみるとよいかもよ!的なテンションでご紹介します。

 

イチョウ並木(神宮外苑

「どこか寝っ転がって本を読める公園はないかなー」と自転車で都内を徘徊していたら出会ったこの道。

 

ものすごい人だかりからしてめちゃくちゃ有名な紅葉スポットだと思うのですが、そんなことは全く知らなかったので、綺麗な紅葉&その場所のイベント感も合わさってとても「おお、すごいところに来ちゃったぞ!」となって気に入りました!

 

僕は人の多いところがあまり得意じゃないのですが(満員電車とか、ハロウィンとかとか、、、)、こうやって自然をみんなで共有しているのは凄くいいな~とほのぼのした思い出があります。

(ちなみにめちゃくちゃ皆さん写真を撮っていました。ということは、おそらくフォトジェニック!インスタ映えするところ!イエーイ!)

 

 

東京駅と皇居の間の紅葉

皇居と東京駅の間に大きな歩道があるのですが、そこの紅葉がよかった!

皇居周辺には芝生エリアがあり、そこが好きでよく行くのですがたまたま近くで紅葉を発見しました。

 

僕が行ったのは日曜日。日曜日は皇居周辺の車道の一部が通行止めになっており、車が一台も通っていません。なのでとてもいい感じで紅葉に触れられるんです!空が高く感じられるところもすごい気に入りました!

 

 近くには芝生エリアがあるので、そこで休憩しながらのんびり過ごすのも最高な場所です。至れりつくせりです。

 

川の土手

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自分で書いておいてアレなんですが、これは紅葉ではない気がしてきました。しかもどこどこの土手がいいとかでもありません。

でも秋の雰囲気×土手×太陽は最高です。土手に腰かけて川を眺めるのもいいですし、橋の上から土手を眺めるのも「ああ、いいなぁ」と思えます。

 

良く自転車で川沿いを走ることがあるのですが、たまたま端から土手を見たら感動しました!

 

秋の川辺はピリッとしているイメージがあるのですが、そこに太陽の光が差されるといい感じになる気がするんですよ。それがなんかよくて、、、

(ここでも寝っ転がって本を読もうとしてみましたが、川辺特有の強風が僕を襲ったため失敗に終わりました!)

 

紅葉×偶然で気持ちが穏やかになれるんだ、、、!

東京にいると、いるとか人とかがいつも目に入ってきて、胸が狭く感じる事が多いのですが、都内にいても解放感&「なんかいいなぁ」感を感じることが出来て感動しました。

 

あと、偶然見かけた紅葉がよかった、というところが良かった。

お金を払って(手間をかけて)綺麗なスポットを観に行くのもいいとは思うのですが、僕はそれをしてしまうと謎の期待感を勝手に抱いてしまうので「あーこんなもんか」って思ってしまうんです、、、

その反面、突然紅葉が現れると「わぁ!」ってなれるのでそれがよかった。「出逢えた!」っていう感動は素晴らしいものがあります!(上手く言葉で表現できていない気がする!)

 

ということで参考に全くならないですが(笑)、いいなと思った紅葉スポット達でした~。

約4か月ぶりに就活()をしてきました。

就活をスパッとやめてから早四か月、気づいたら寒くなっています。あれ~?前は暑かったぞ~?

 

実はおととい実に四か月ぶりに企業さんにお話を伺いに行って来たんです。久しぶり過ぎて自分でもびっくりです。

「あっ、こんなに時間たってたんですか??」

 

久しぶりに就活()をやってみて(まだ話を聞気にしか行っていないが)、ちょっと書きたい欲が刺激されたので、書いていきたいと思います。

 

なんで話聞きに行ったの?

青森までヒッチハイクに行っていた日の夜、仙台駅のベンチで僕はなんか思いました。「たぶん、”フリーで働くこと”も”企業で働くこと”も角度を変えることでいいものと思えるし、ダメなものとも思える」みたいな。

 

…自分でも何言っているのか、半分分からないぞ。笑

 

頑張ってまとめると、

”就職=社会のレール”みたいなのって、その見方そのものが常識的でレールにハマっているんじゃないかと。だから就職もある意味一つの手段に過ぎない。選択肢のうちの一つなんだと。で、他にはフリーとかいろいろあると。

(たいして説明できていない気がする笑)

 

たーだー。

 

今すぐフリーで働けるようなスキルがあるわけではない。生産活動もそんなにやってない。このままではちょっと人生楽しくないぞ。

 

そんなことを思ったので、

事業をやっている所に乗っかれば自分が”今楽しいと思えること”が見つかるんじゃないか、生きている実感が沸くのではないか。

 

と睨み、しっかり厳選して、企業さんにお話を聞きに行きました。

 

実際行ってみてどうよ?

ああ、久ぶりのこの感じだ、、、と思いました。僕が聞きに行った時は5人くらい他の方がいて一緒に話を聞いている、いわゆる説明会のスタイルでした。

 

もはや懐かしい。笑

周りの人は、話を聞いている時は、ペンとノートを持って書き書き。

そしてその情報をもとに、ノートに目を移し、手を挙げる。

 

ある意味僕にはそれが”形だけ”の行動に見えてしまい、すごい気持ち悪かったです。

本当に聞きたいことなのかもしれないし知りたいことなのかもしれない。

基本的に僕は失礼でくそな人間なので、すぐ疑ってしまうのですが、正直「うそくせ~」と思っている自分がいました。そんな目をかっぴらいて人の話聞くか??

(ちなみに、ガチで知りたい人の姿勢を前に見たこともあります。嫌味のない感じでした。)

 

そんなこんなで、ああ、やっぱり、従来の就活スタイルみたいなのはやめて、せめて話を聞きに行くときは一対一みたいになれる方が自分にはよさそうだな~と感じたということです。

 

ちなみに今回伺った企業さんは、ものすごく素晴らしい会社でした。たぶん自分が働きたいと思えるような環境を持ち合わせているところです。もう大好きです。

ただ、事業内容が自分の興味は結構ずれていて、たぶん自分を無理に近づけても力を発揮することはできなそうだな、真に価値あるサービスを提供することが自分にはできなそうだと思いました。

 

前までは「企業に入るため」の就活としかとらえることが出来なかったのですが、もっと深いところで自分と企業を見ている自分がいることに気付きました。

 

こういう発見も出来て経験としてはいい就活()でした。

 

就活は続けるの??

どうしましょうか。笑

 

正直、7月に就活をすっぱりやめた瞬間からもう新卒の気持ちは消え去ったので(笑)、なんか人生面白い方向に転がったらいいね~みたいなテンションの感じで就活をとらえています。

 

今回も結構風に吹かれて思い立ったみたいなところもあるので、自分でも続けるのかよく分かりません。

ただ、家で何もしないのも問題だし、その月を暮らせるだけのバイトをしても面白みに欠ける。

最近は、「今の自分で本当にいいのか?」みたいなことを自分に客観的に問えてるので、おそらく何かしら動き始める時が来たのかなと思っています。

 

 

そんな感じなので、就活するかも~しないかも~って感じです。しない場合はなんかやっていると思います!(最後が雑。)

 

弘前まで行ってなんとなく自分の今がわかった。

ここ数か月、自分探しみたいなことをずっとしていて、ようやく一つの方向性が見えてきました。

今まで「好きな事で生きていく」とか「フリーで生きていく」、「旅しながら生きていく」そういった言葉をたくさん見て、なんかいいな~とか思っていたんですが、色々と心境がまた変わってきたので、気持ちの変化を書き記しておきたいと思ってこの記事を書くことにしました。

しかもその変化が面白いくらいに旅をしていく中で得ていったので、今回はこの旅の流れを追いながら、なんか自分の近況報告をしようと思います。

 

青森を目指して

青森の弘前市に行ってきました。理由はいくつかあるんですが、

一つは東京から離れたかったこと。

日本縦断旅から帰ってきてから、どうも物足りない日々(物質的には満ち足りているのですが気持ちがやり切れない感じ)を送っていて、ぬるいというか何も感じない日が続いていたことに一種のヤバさを感じました。これはたぶん東京と距離をとらないとまずいことになると。しかもなるべく離れたところに行くことで心が洗われるのではないかと。ということで旅をした時に興味を持った東北方面に逃避行しようという方向が決まりました。

もう一つは自分探しの終点があるような気がして。

というのも実はこの遠出には具体的な目的もあったんです。るってぃさんというフリーランサー(本人曰くキュレーションなんちゃら)の人の講演会があってそれを聞きに行きたいという目的があったのです。なんかこの講演会から仕事や生き方に対するヒントが得られるのではないかという期待があったので。そしてこの講演会に来る、おそらく同世代の人たちはどんなことをしているのか。地方の学生はどのようにして生きていこうとしているのかを肌で感じながら話してみたいと思い、弘前へ行くことに決定。

 

そんなこんなで家族に「数日家空けるね~」と言って、ミニ家出をすることにして東京から弘前を目指すしました。

ヒッチハイク

 

hasheem32.hatenablog.com

 もうたくさん書いたので、特に追記することはないです。たぶんこれが無かったら今回の遠出は意味がなかった気がします。本気で人の愛を感じた最高の体験です。

 

仙台の夜に感じたこと

ヒッチハイクをして仙台に到着した後、次の日の活動まで約9時間ありました。

ろくに金もないので、ホテルで泊まらず、マック泊(24時間マクドナルドにずっと居座ること)をすることに決定。しかもすぐにマックに入ると、長居しているのがどこか申し訳なるのが自分の中でわかっていたので、ギリギリまで駅構内のベンチで考え事。足を組んでこぶしを顎に当て、まさに「考える人」と同じポーズ。そうすると面白いことに今の自分に必要なことがわかりました。暇な時間に自分の力でお金を稼げるようになっておきたいなと

それは、そのスキルオンリーで食っていく、とかだけではなく、とりあえず暇な時間を生産活動につなげたいという感じ。今の僕には、もちろんスキルなんて持っていないので(そしてスマホの充電もほぼなかったので),ヒッチハイクをしたスケッチブックに思っていたことを書き出していました。そうやって書いていると面白いことに自分の考え方が見える化するんですね。

今本当に必要なのは、暇な時間を生産活動に当てれるスキルを身に着けることなのではないか。これが第一優先なんじゃないかと考え付いたんです。これが出来ればどこでも好きな時に働ける。結構暇な時間が普段でも生活している中で多くて、まずはその余白を仕事に生産活動につなげれば楽しそうじゃない?って感じです。

もうこの時点で自分の働き方とかそういう話は自分の中で答えが出てしまいました。別に「企業で働く」とか「フリーで働く」とかどっちでもよくて、とりあえず暇時間を生産につなげられることが今の優先事項だなって。なんか今まで毛嫌いしていた企業で働くという選択肢が突然この時、「別にありじゃね?」って思えるようになったんです。

気温9度の中、スケッチブックにそんなことを書き連ね、僕の近くを通る人たちに小声で「ヒッチハイクかな?」と言っているのが聞こえます。そうです。ヒッチハイクで仙台まで来ました。

 (こうやって考えた後アーケード街を歩いていると弾き語りをしている人がいて、それを見て歌うことぐらいは自分にもできるな~とか思いました。なんかそれも余白時間の埋めに使えたら面白そう)

るってぃ講演会

そんな答えが半分分かった中での講演会。

いろいろ話は聞きましたし、結構ブログに書いてあることを話してくれたので、再確認をしっかりできた時間だった感じ。クラウドファンディングの話とか結構具体的だったな~。

ということで一通り話した後に交流会ということでみんなとのお話タイム。ここでなんか自分の中で、ん?と思うようなことがあって。

いまいち周りの人と話が合わないんです。もちろんそれは東京からヒッチハイクでやってくる謎人間とは話さないのも勿論なんですが、こういうところってもっと知らない人同士話すやつなんじゃないの?完全にヒッチハイクのノリで相手の話を全力で掘り下げモードになろうとしていたので、意外と相手のシャットアウトが早かったりしたのがショックだったり。

僕は人一倍失礼なので、このるってぃさんを「好きな人生を歩んでいる人」というぐらいのくくりでしか見ていなかったのですが、みんな他の人は崇めていたような気がしたんです。それにどこかいやらしさというか何か違和感を感じて。

じゃあそんなるってぃさんに何か話そうかと思うと、特に話すようなことが思い浮かばなかった。弘前まで来ておきながら話さないのかよと自分に総ツッコミを入れたいところですが前日の夜になんとなくこれからの答えが出てしまったので仕方ないかな。あとは自分が何か面白いことやってまっせ!と言えるようなサムシングを持ち合わせていなかった状態で、この人に話しても無駄だなという雰囲気を勝手に感じ取ったので(夢だけ語ることに対する気持ち悪さは前からあったのですが。)、特に話すことはなかったのかもしれません。

ん~なんだろ、個人的には消化不良が否めないこの感じ。

 

※るってぃさんはこの次の日の朝、丁寧にツイッターでリプを返してきてくれました。ありがとうございました。今回は自分のことを特に話せなかったので、次に会うときにはなんかどでかいことをやってネタを作っておきます。もう少々お待ちください。

弘前の夜で感じたこと

そんな消化不良感を抱えながら、弘前のバス乗り場へ。そうです東京へ帰ろうとしました。しかし、バスが無い。明日の夜までない。野宿も選択肢にあったが、台風が来るのでたぶん死ぬ。ということでホテルを秒でとってそこで選挙速報を見ながら僕が大好きな坂爪圭吾さんのツイキャスを聞いていました。(2日連続でマック泊は体がもたないと思ったので、なけなしの金を使ってホテルを取りました。)

そこでの話で印象的だったのが、だれかに愛を伝えるみたいな話。お花にメッセージカードを添えて渡す、とか手書きのはがきっていいよねといった話。この話を聞いていて、なんだろう、凄い自分の中で腑に落ちたんです。ああ、たぶん今の俺は誰かを愛することを忘れていたんだなと。自分のスキルが無いとか、働く力が弱いとか、好きな事を仕事にするとかそんなことではなく。

最近自分の近くにいる人たちに対して距離をとってしまうことが何度もありました(とても嫌な言い方をするならば断捨離)。一回何もかもリセットしたいと思っていて、それを折角自分を愛してくれている人がいるにもかかわらず突き放そうとしていたのです。ちょっとそれは違うのだなと気付き、ここで今自分が必要なのは近くにいる人を愛することなんだろうなと思いました。たぶんこれをしないとどんな仕事をして働こうが、何しようが、自分の成長は見込めなそうだと。

2日連続で、夜、自分に必要なものは何なのか気づくことが出来ました。1日を振り返って考え直すのにはどうやら夜の時間は大事なようです。

台風が接近している中、楽しく弘前観光をして(という名の誰もいない道を大声で熱傷する行為)無事東京に帰ってきました。

 

ということで。

自分探しのために、今自分に無いものをつかもうとしてもたぶん意味はなかったのかもしれない。スキルとかそれを使った働き方とか。まだ自分に無いものは違うと。そうじゃなくて今自分の手の中にあったけど、忘れていたもの、僕は誰かを愛すということをしなければいけないなと、そして、働き方がどうとかそんなことより絶対に大切な事なんだろうと自分の中でハッとしました。

なんか「愛」によって自分を成長させることが出来ると考えると、とても心地よい。スキルとか社会的地位によってではない所が今の自分には大事と気付けたことで、「ああ、なんかいいことを考えられてる気がするなあ」と思い自分のことを好きになれたのも良かったな。

とりあえず今自分が実現させたいのは、暇な時間を生産活動に当てられるスキル。

そして近くの人に愛を伝えるスキル(?)。

そこに向けて努力して生きていければオール―ケーなんじゃないかと気付いた、そんな東北旅でした。

【ネタ記事】テアトル弘前劇場は僕の想像を超えてきました。

※この記事はセクシー要素を盛り込んでいるため、ご気分を害してしまう可能性があります。お気を付けください。

 

弘前に行くなら演劇をチェックしておきたいと思い、「弘前 劇場」というワードで、検索をかけました。そしたら出てきました。

 

テアトル弘前劇場(ピンク映画館)

 

演劇じゃない!笑

しかもピンク映画館、、、。ピンク映画館といえば上野「オークラ劇場」が有名です。もちろん行ったことはないです。あとは鹿児島で見つけた劇場もピンク映画館だったな〜。(その時も劇場と検索した思い出アリ)

 

テアトル弘前劇場を検索してもレビュー記事は1つだけ。何が何だかわからない。実態が見えな過ぎてこわい。でも。

 

行くしかない。

 

気になってしかたない。たぶん僕が行くしかないんだ。(地元の学生さんは行ったことがないらしい)。僕が伝えるしかないんだ。

 

今回は、未知の場所「テアトル弘前劇場」を、お伝えしていきたいと思います。

 

 

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さて、これが本体。本当にピンクだ、、、ピンク映画館だけに、、、(写真だとつたわら無いのですが建物がピンク色をしています。)

えー、そして、今日のラインナップ。この写真を載せていいのか? ?

 

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スケジュール表

時間はいろんな帯でやってますね。連続上映システムの感じは昔の映画館的なのでしょうか。午前午後みたいな書き方ではないのでよくわからないのですが、夜遅くまでやってます。

 

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がっつり、ポスター。入り口は自動ドア。そこだけはしっかりしてる? ?

 

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中に入ると受付があり、僕はご年配の女性の方に受付してもらいました。お互いの顔を見れないようになっているというラブホみたいな受付です。学割があるという、謎の配慮を見せてくるところはさすがです。大学生よ、300円安くなるぞ。

 

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丁寧な受付を通り過ぎ、チケットをもらう。

 

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この扉を開けて、場内へ。ドキドキ。

 

中に入ると男性4人ぐらいがこっちをみる。襲わないでください。

劇場後方には立ち見スペースがあり、そこでは1人タバコを吸っている。前の方に座っている方もご一服。

そして誘導灯には「禁煙」の文字。おかしいな?見間違いかな?

 

実際に見た作品は「監獄シェアハウス」。名前からして、どうみてもアウト。

エログロホラーみたいな作品だったため怖い。ふっつーに怖い。たぶん初見の「死霊のはらわた」ぐらい怖い。そして劇場の雰囲気も相まって「俺、殺されるんじゃないか?」という恐怖感まで襲ってきた。

(周りの皆さんはタバコを吸いながら、へーって感じでみてるご様子)

 

2作目も続けてみようかとおもったが、怖すぎて退散。僕には限界でした。

 

なんでしょう、劇場に入る前からはエロ要素的な方にワクワクしている自分がどこかいたような気がしたんですが、帰りには恐怖に怯えてるという訳わかんない状態になりました。

僕がみた作品が悪かったのでしょう。怖すぎです。「13日の金曜日」にエロ要素を付け足しただけです。

 

たぶん純情な作品を選べば、もう少しは楽しめる、、、はず!!

作品選びに注意ですね!(過激系以外の作品が思い浮かばない)

 

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以上、テアトル弘前劇場からお伝えしました。

人生初のヒッチハイクをしてみて。

こんばんは、ハシモトマサツグです。

 

土曜日(10/21)から用があって、昨日まで(10/23)弘前に行っていました。弘前といえば、自転車で日本を旅した時にお昼ご飯を頂いた場所という思いで。そして綺麗な女性がたくさんいたということは覚えています。(とても俗っぽい、、、笑)

 

その時弘前にいた時間は約2時間弱。どこも観光しませんでしたし、食べ物だってろくに味わえていませんでした。弘前のシンボル、リンゴでさえノータッチのまま秋田県にい入ってしまいましたし。ということで次こそは弘前の街を楽しむぞということで、期待感が爆上がりの中、東京を出ました。

 

※これだけ弘前に対する期待感を書き綴ったのですが、これから下の記事には一切弘前の話が登場しません。お許しください。笑

 

誰かに会いたかった。

今回弘前まで行くのに、交通手段をどうするかとても悩みました。というのも今の残金が6000円しかないから。東京から弘前まで行くのに5900円。100円のおつりが返ってくることに感謝して受け入れるか(その100円でいろはすが買えるな〜やった〜みたいな)、いや金銭的な無理をせずに体力的な無理をすれば旅費を浮かすことが出来るのではないか。もちろん後者を取りました。ということで前から気になっていたヒッチハイクを慣行することに決定

 

確かにお金の面で苦労しない(かもしれない)という算段でヒッチハイクをすることに決めたのですが、実はもう一つ大きな理由がありました。

それは「誰かに会いたかったから」。ここ最近、だれにも会わず一人でいる時間の方が多い日が続いていました。しかも「誰にも会わない」というのも、結構ハードな「誰にも合わない」でして、今まで大事にしていた人たちとなぜか距離を置くことを連続して行ってしまい、「本当にひとりぼっち」みたいな感覚に勝手になっていました。(自分からひとりぼっちになる選択肢を選んでおいて何様だと今なら言いたい。笑)

だからといって悲しいとか寂しいとかという気持ちにはならなかったのですが(その時は。)、「このまま人とコミュニケーションがとれないまま生きるのは無理だ!」と直感的に思ったので、無理やりにでもコミュニケーションを取りに行くと決めてヒッチハイクをすることに。

「1人」になることは大事かもしれないですけど、「ひとりぼっち」は多分ダメなんでしょうね。

 

初めてのヒッチハイク(蓮田sa~佐野sa)

ヒッチハイク経験のある友達に連絡を取って、「東北方面に行くなら蓮田saから始めるのがいい」と教えてもらい、いざ出陣。

蓮田駅に行くまでにお金を使って、更にスケッチブックとペンを買ったことにより、残金はどんどん減っていきました。お金を削るためにヒッチハイク!とか言っていた前日の僕はどこに行ったのでしょうか。

 

ここ通っていいの?と言わんばかりの道を歩き、裏口からsaに侵入。そしてビビりなので始めるまで30分ぐらい雨の中を走る人、走っていく車を見つめていました。完全に固まっていました。

 

いつまでもこんな調子ではいられないので、ドキドキしながらスケッチブックに「仙台方面」と書いてスタート。

30分ぐらいたってもなかなか捕まらない。そう甘くはない。なかなか乗せてもらえないなか嬉しかったのはドライバーさんが顔や身振りで拒否してくれたこと。何も反応が無いとそれが普通だとはわかっていても寂しい気持ちなりました。そんな中少しでも合図を送ってくれる人がいるだけでもうハッピー。

ダメと言われてハッピーってなんかいいですね。だめの合図もらった僕も笑顔で会釈できるし、接して貰えただけで嬉しい。コミュニケーションが取れてる(少なくとも僕から相手に感謝を伝えることができてる)気がする。

 

ただ乗せてもらえない状態が続くのもまずいと思ったので行き先をもっと近いところにチェンジ。で「佐野サービスエリア」と書いているその途中でワゴン車から家族連れのお父さんが「のってく?」って声をかけてくださいました、、、!うわぁぉぁぃぁぁぁぁ!!!

 

4人家族で、奥様と子供2人。なんとヒッチハイカーを乗せるのは初とのこと。お互いに初同士。なんということ!

学校の話や、野球トークなど話しながら、ハイチュウを長男くんから貰い、なんでしょう。幸せな気持ちに包まれて佐野saに着きました。楽しい週末にお邪魔させて頂き失礼しました。ものすごく幸せな雰囲気に包まれたご家族だったので初めてのヒッチハイクが皆さんで本当に良かったです、、、!ありがとうございました!

 

皆さんの「愛」を感じ、返す。

ありがたいことに、佐野saではすぐに声をかけていただきました。乗せてくださったのは、脱サラしてエゴマを育てているという御歳78歳のおじいちゃん。那須高原まで乗せて頂くことに。

この辺りから、自分に出来ることを考え始めました。僕のことを載せてくださった皆さんは僕に対して(無料で乗せてあげるという)無償の愛を捧げくれたんだと思います。それに対して僕も何かを返さなくてはいけないと思うようになり自分には何ができるのかを考えました。物やお金は差出せるストックが無いから出来ない。ならば相手の話を聞いてあげて、全力で引き出すし、楽しませてあげることが僕に出来ることなんじゃ無いかと思い、数少ない持てるトークスキルを全力で解放しました。笑

おじいちゃんとは2時間近く喋りっぱなし。仕事の話から、地方の話し、政治について、生き方とか。たくさん喋りましたが、おじいちゃんが楽しんで話している姿を見れたのがとても嬉しかったです。話を聞いている感じ誰かと会ってお話をするのが好きなようで。「人と話していると新しいアイデアが閃かんだ」と言ってくれて、少しでも力になれたのかななんて感じて。あと笑顔を見て喜べてる自分に対してもああ、愛を持って接せているんだなと感じたり。

話し足りなかったので、おじいちゃん、また佐野saで待ってます。拾ってください。笑

 

次は、バイク大好きなお父さん。僕の父親とちょうど同い年という事で、お父さんです。はい。

最初は話の糸口がなかなか見えてこないなか、探り探りな話が続いていたのですが、どうやらバイクが好きなよう。ギャンブルを辞めて、バイクにハマっているという話をずっと楽しそうに話してくれました。車種の話や、自分のバイクのこだわり、配色の良さとか本来これはバイク好きにしか話せないんじゃ無いか?という細かい所まで教えてくれて、信頼されている?感じになりました。好きなものを笑顔で話せる男はかっこいいですね。そしてその笑顔が見れてなんかこっちまでハッピー。

降ろして貰う際にお父さんと握手をしたのですが、その掌はでかくまさしくバイカーの手でした。

 

 

この日最後に乗せていただいたのは2人組の男性。キリスト教の団体に所属しているらしく、全国移動を頻繁にするような方々とのこと。乗せていただいた車もトラック型キャンピングカーで、寝泊まりが出来るようになっているらしい。僕は別に宗教の話はしてはいけないとか思っていないので、いろいろ質問したらしました。

その中でも「進化論」が正解ならなんで現代にホモ・サピエンスがいないのか?という話は興味深かった。たしかに。

どうやら明治大学のキャンパスの近くに来ていることもあるようなので、もしお会いすることができたらいいな〜なんて思いました。

 

控えめに言って、やってよかった。

今回は4台の車に乗せてもらったわけですが、どれも素晴らしい出会いでした。人と話す楽しさを久しぶりに思い出したような感じ。相手のことを知るために自分の中にあるものを全て解放してコミュニケーションを取る感じがすごく快感というか、幸福感というか。更に相手が楽しそうに話している姿を見れるなんて最高です。

そんな時、ああ、いつも側にいる人(自分に最も近いような人たち)にほど、こういう気遣いって言うんでしょうか、そういうのを忘れている気がしてもう一回改めて立ち帰らなきゃいけないなって強く思いました。

恥ずかしいかもしれないけど、改めて愛を伝えることって凄い大事だし尊いことなんだよなということに気付かされたそんなヒッチハイクでした。