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自分VS自分〜とある日の備忘録〜

 たまには脳内メモを公表して見たいと思う。一切のストーリーはない。

 


【 岡山~宇野 】井上陽水を聴きながら。

 


友人の家で目がさめて、直島という「アート島」なるところへ向けて電車にのる。今日の音楽は、あたらしくApple musicに追加された井上陽水の曲たち。いままで井上陽水のことなんてまったく知らなかったけれど、ギターの音と、なんとも言えない歌声が、田んぼや自然を眺めるのにはとてもいい。『夢の中へ』という歌の中で「探すのをやめたとーきー、見つかるのはよくあるはなしでー」という歌詞がある。なんかヒントがありそうな、でもわからない。さがしものはなんですか。

 


思ったことを書きだしてみたり、本を読むのに楽しくなっていると、終点にたどり着いた時にようやく「あっ、ちがう電車に乗ってたのね!」となることが今回多い。それもふくめて楽しい。自転車で旅をした時は「どれだけ労力を使わずに、最短で、遠くまで、正確に行くことができるか」ばっか考えていたけど、なるようになるさ~ぐらいであっちこっち動きまわっている方がなんか楽しい。ちがう電車にのっても「まちがえちゃった、てへっ」的なきもちになる。しっかりやることも大切なのかもしれないけど、それよりももっと大事にしたい何かがある気もする。

 

 

 

宇部港~直島】アートってなんだろう。

 


アートってなんだろう。へんな話アート自体にはさほど興味はないと思う。どちらかというと、アートを介してできる空間に興味がある。そこにいる人たちがどんな人たちなのかが、好きか嫌いか、なんかよかったのか、なんかイマイチだったのかを分ける。きがする。じぶんの中では。いま宇野港というところからフェリーに乗り込む。どんな人たちがそこには住んでいるんだろう。どんな人が直島を訪れるんだろう。ただおしゃれアピールをしたい人たちなのか。アートを満喫したい人なのか。となりの父親と同じくらいの男性は片手にGoproを持っている。なんかかっこいい。

 


【To 岡山】昨日の思い出

 

じつは、友達と本を交換した。僕からは『ムーミン谷の楽しい一家』という漫画を、彼からは『インターネット的』という糸井重里さんが書いた本をいただく。昔、ポケモンをやっていたころは友達とバトルはできても交換はできなかった。人のものをもらうなんておこがましいことだと思っていた。今はちょっとちがう。人からもらうことで責任がその分うまれる。または、その人の思いみたいなのが受け継がれる。まだまだ未熟そのものだけど、少しずつ拓けてきたかな。

 

 

 

そういえば友人と夜寝る前に、「なんでご飯を食べるのか(それに意味はあるのか)」みたいな話で盛り上がった。僕の意見としては極論ご飯を食べることは暇つぶし、だと思う。なんとなく12時になったから食べる。お腹が空いた気がするから食べる。どこまでが本当なのだろうか。友人は「ご飯食べた後にまだお腹が空いた気がするのは、(なんちゃらが分泌されて)脳がマヒするからだ」と教えてくれた。マヒしてるのがお腹が空く、なら、相当ヤバイ。あと、別に誰も悪くないという前置きをした上で1つだけ。外食チェーンを見ていると『千と千尋の神隠し』でお父さんとお母さんがご飯をたらふく食べて豚になっちゃうあれをどうしても連想してしまう。たしかに出てくるのは早い。飯もうまい。でも目の前には壁。5分とかからず平らげる。なんか見ていて辛そう。嫌な言い方をするならば養豚場みたいだ。誰も、誰のことも責めることはできない。でも、そこに美しさはあるのだろうか。こう考えたのはおそらく前日夜中の3時まで歩いて、3時間寝て、カラオケを3時間歌いまくり、みたいなわけわからない生活をしていたからだろう。

 


福山へ向かう電車に乗りながら、ふと群馬のことが頭をよぎった。ずっと葉っぱの音だけ聞いてのんびりしていたい。寝ていたいと思った。裏テーマであったはずの「どこか住んで見たい場所を探す」が、もうある場所に戻りたい、になったのはおもしろい発見だ。9月のどこかでまた群馬に行こうかな。

 


つづかない。おしまい。