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何もないまま、マエマエマエ

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台湾は桃園国際空港からこの記事を書いている。つい2週間前まで、「ひとりで海外行くとか、ふつうに自殺行為かよ」とか思っていた。なんと愚かなことよ!やってみたらできちゃったのだ。あんなにも遠かった海外ひとり旅ができちゃったのだ。見たか、2週間前の自分よ。お前はやればできる子だったんだぞ!

 

 

できる子博士を振り返ろう

 


いま、この記事を書いているのは、台湾。1週間前はタイのバンコクにいた。これが初めてのひとり海外である。今は二カ国目。グローバル化が止まらない。うしし。なぜ、ここまで大胆に行動できたのだろうか?ちょっと振り返ってみたい。

 


1.背水の陣

 

今のところ、実家に帰る予定はない。いや、実家には帰れない。鍵を渡したからだ。「新年度からは、自活してこい!」ということで、体たらくな日々を過ごしてしまった長男(僕)は、しっかり旅に出されたのであった。いってきます!という感じで家を出発した。

なう、ホームはない。ホームロスト。帰る場所はない。ワードだけだとカッコイイ。前にすすむ。それだけだ。

 


2.躁パワー

 


最初の出発先は、沖縄だった。正直な話、僕は沖縄で(メンタル的に)死にかけた。死にかけたのと、復帰の様子はnoteに書いたのでご覧ください!

 

 

noteのリンク↓

https://note.mu/hasheem32/m/mfa599407b403

 

 

そして、まさかのV字復帰(躁パワー)を利用して、「ここまできたら、怖くてできなかったことをやろう!(最悪死んでも予定ないし!)」と勝手に盛り上がり、みごとに、タイはバンコクスワンナプーム空港行きのチケットを購入したのであった。

 


3.ジャンプボーイ


沖縄最終日、僕はせっかくならお酒飲みに行こう(誰かと話せたらいいな!)と思い立ち、那覇の屋台村へ向かった。そこでとある青年に出会った。聞くと、青年は海外経験者、しかもちっちゃい頃から色んなところを行き来しているらしい。なんと!そんな彼と飲んでいたら、「楽しんでください」というワードとともに奢っていただき、別れ際ドン・キホーテで「コップがいるんじゃないですか!」と言って買ってくれた。しかも「生きろ!」というサイン付きである。そう簡単には死ねない(タイで適当に過ごすことはできない!)ということで、これは1人だけの旅路じゃないぞ、となってきた。

 

 

何もないまま、マエマエマエ

 


あとは身を任せて、あれよあれよとなんとかしていった。この3点がどれか一つでも欠けていたら、ひとり初海外は無理だったろう。たかがひとり海外旅行。海外慣れしている人からしたら、「あっそ」と言われてしまうだろう。どうとでも言いなさい!

 

 


海外ひとり未経験勢の期待の星になったことは間違いない。僕は決してバカにしない。というか、今でもあの「死ぬんじゃねえか?」という感覚は鮮明に覚えている。

 


死線(と勝手に呼ばさせていただきます)を超えたいま、「なあんだ、まだ見ぬ世界、いっぱいあるじゃないか!!!」となっている。一方で、腰をすえて、やりたいことへの気持ちもフツフツと湧き始めている。もちろん明日の予定は何もない。というか、明日寝る場所はない。何もない。何もないけれど、何もないと、今更ああだこうだ言ってる場合じゃない。ただ前に進むだけなのである。というか戻るどころがないから、前にすすむしかない!!!

 

いま、この瞬間、とてもじゃないけど真っ当な生き方なんて出来てないけど、不思議な時を過ごしていると、そう強く思うのであった。

 


つづく!!!