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自分の逆を突くのみ

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成田空港の第2ターミナルにいる。「東京にいると俺は腐る!」という直感に助けられて、千葉県に逃げてきた。逃げたのだけれど、逃げ足が早すぎた。フライトは明日の朝なのに、もう着いてしまった。暇だ。ぼくのプランでは、成田駅付近でいい感じに時間を使うつもりだった。成田山を登り、図書館で『水滸伝』を読みあさるつもりだった。しかし、成田山は想像を超えて低く、すぐ終わった。おみくじを横目に「誰かと一緒なら引けたのに、、、」となる。図書館は図書館で、まさかの休館日で、残念ながら行けず。しかし、そのちょっと先に公園を発見した。しかも芝生ありだ。寝っ転がった。目を閉じて、ストレッチをする。体と対話する。痛みのあるところを触ってあげて、いたわる。

 


ぼくは芝生が好きだ。コンクリートの上ばかり歩いていると頭がおかしくなる。芝生の上はフカフカだ。ちょっとチクチクするのもいい。芝生の上で寝てると「何一つ間違っていない」そう思えてくる。好きな時間を過ごすというのは、運を呼び込むことなのかもしれない。起きたら目の前にボールがあった。投げたり、ついたりした。楽しかった。ずっとできると思った。誰かと一緒に遊べたら、もっと楽しいだろうなと思った。『キャストアウェイ』という映画で、主人公が無人島にたどり着いた時、バレーボールを語り相手にしていたのだけれど、なんかその気持ちがわかる。ボールは友達、なのである。

 

 

悪態つき太郎。

図書館に行く前、疲れたので駅前で座っていたら、知らないババア(敢えてババアと書きます)に「めっちゃ邪魔なんだけど」と、ぼくに直接言わない感じで、呟かれた。そして去っていった。顔も服装も歩き方もゾンビだったので「コイツ終わってるな」と思った。餓鬼でもそんなことは言わない。むしろ、彼らの方がGWが明けて楽しそうだ。仕事に行くのがかったるいのはわかる。あさから堂々と椅子に座って、おそらくいつも通っているショートカットコースをふさがれてたのが気にくわないのはわかる。色々あるのはなんか分かる。ただ、無礼なのは許さない。自分のイライラを人にぶつけてはいけない。頼むから、「お前の不幸を人におすそ分けしてくれるな」と思った。

 

 

自分の逆を突くのみ

この間、いつもお世話になっているNさんにお寿司をご馳走になる形でいろんなことを話した。Nさんは基本的に、世の流れの逆を行こうとする。そういう話を聞くと、とても元気になる。いい大人がまだここにもいた!と喜べる。一緒に遊べる(働ける)かもしれない可能性を持っている人と会えることはとてつもなく嬉しい。感謝感激である。

 


とにかく、周りがやらないことをやる。これはぼくにとっても大きく、大事なものである。が、ぼくの考える程度のことは、たぶん世の中では100万人くらいの人がやっている。そんなもんだと思う。これに気づかないと、今度は「周りがやらないことをやる人たちが、やらないことをやる」と、至極面倒くさい感じになる。ぼくにとっての指針は一つ。ぼくがやったことないこと。ぼくの予想の先を行くこと。結局は、自分に立ち返ってくる。そしてそれが一番行きていると実感できる。

 


普通なら空港でボケーっとしながら、暇ならその辺を歩いたり、ご飯食べたり、お土産を買ったり、YouTubeを見たりするのだろう。ここを超えていきたい。ということで、ずっとやりたかったけれど値段を理由に躊躇していた「ファイナルファンタジー5」を、やる。ソシャゲではなく、買う。明日の発着までにクリアする。ナンバリングタイトルを全部やるまでは死ねない。ということで、わけわからない着地を、しましたが、明日以降、九州、中国地方方面へ放浪します!

 


つづく!!!