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あなたから私への暑中見舞い

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サマー2018。平成最後の夏。22歳の日焼けに、38℃の日本。ずっと東京にいると(暑すぎる&退屈で)腐る気がしたので、定期的に違うところで一晩を越す。今月の第一回外泊は、大宮は@お風呂カフェになった。ここには結局4ヶ月連続で来ている。ここのいいところは、懐かしの児童館を彷彿とさせるマンガの充実。温泉なのに若い人が多いこと。ご飯が食べれちゃうところなどである。残念なところは、夜中に爆音な低音のBGMを流し、見事に眠いのに寝れない現象を引き起こすことぐらいだ。

 

詰んだら体を動かしな。

頭で色々こねくり回すよりもまずは体を動かすこと。これに尽きると毎回体を動かしてから思う。今年の夏は猛暑を通り越して酷暑、命に関わる暑さ、とまで言われているのは、もう僕が説明するまでもない。暑すぎる。皆さんは溶けていないだろうか。今年は心から暑中見舞いをしたいと思う。手書きで手紙を出したらいい感じじゃないかなとか色々考えていた。が、それは室内の話である。事実、この暑さにビビってろくに外出していなかった。

 

やるかやらないか、それだけさ

7月の終わり、あるルールを自分に課した。「8月中にやりたい事を見つけられなかったら、後回しにしていた事をやらなければいけない」というもの。いくつか、諸事情で、とか言って後回しにしていたことがいくつもある事には薄々気づいていた。でもそれを、お金がないとか、周りにやったことがある人がいない、とか、暑い、とか、色々ケチを付けてはやってこなかったことがある。典型的な例として、自転車にリヤカーを引っ張るなり、三輪車を改造するなりして、「自転車feat屋台」をやってみたかった。でもやっていなかった。周りにやっている人はいない。お金もない。

 

このルールの厳しいところは、お金が無くても、勇気がなくても、「やらなくてはいけない」という強制力が生じているところである。言い訳はできない。やらなければならない。義務に近いのである。この「障壁が目の前に立ち塞がっている感」は、自転車旅を始める前に似た感覚だ。ということは、やればできる。特に自転車の旅で得たことはないが、やればやったことになることはわかった。やるかやらないか。それだけだ。成功するとか失敗するとか、そんなことは関係ない。やるか。やらないか。やるか。(自分という弱さに)やられるか。戦いはすぐそこまで来ている。

 

とか書いておきながら、8月中にやりたい事を見つけてしまえばやらなくていい。このザル加減はなんなのだろうか。自ら課したルールの抜け道を自ら発明する、という訳の分からないボケをかます。これがまたいい。こんな感じで日々、ヒントを探し求めている。

 

 

話が右往左往してしまった。体を動かすのが大事だ、という話がしたかったんだ。話を戻そう。灼熱ともいえる日本列島。面白いことに外に出てみると、即死はしない。ということはである。幾ばくかの時間なら外にいることができる。これは大発見である。命に関わるなんて大げさなことをいうから、元から言葉を素直に受け止めがちな真嗣君は閉じこもってしまったのである。外に出ても、すぐには死なない。更に気づいたこととしては、風は吹いている。自転車に乗るとわかる。たしかに直射日光は死ぬ(帽子を被れば致死率はダウン!)。が、風を切るとか、暑さも忘れてペダルを漕ぐとか、そういう事をしていると生き返る。いや、正確にいうならば、お風呂に入るまでは死ねない!となる。から、(僕は)行ける。

 

そして閉じこもっていた時よりも、少し頭の中でアイデアが膨らんでくる。なぜか今、後回しにしようとしていた「自転車feat屋台」案を、なんとか実現できないものか、と考え始めている。どうしたら屋台を作れるのだろうか。DIYの本を読んでも書いていない。スノコで作れないだろうか。まて、まず資金面はどうするのか。山積みの問題。どう乗り越えていくのか。自分に対する期待値は爆上がりだ。

 

 

暑中見舞い〜人の言葉に思いを添えて〜

今日この記事を書き始める前、色々順序立てて書こうと思っていた。が、書いていたら忘れた。人間そんなものである。もとから書きたいことなんてなかったのかもしれない。分からない。でも、書いちゃう。お風呂カフェで、井上雄彦先生の『リアル』を読んでいる。心に刺さる言葉が多い。もとより書きたいことなんてなかった、なんて思い始めているので、最後にマンガから勝手に言葉を流用させていただき、自分を含む、全皆さんへの暑中見舞いとして締めにしたいと思う。良い夏を!!!

 

 

正解がある訳じゃない。

 

何か似せる必要もない。

 

形を整えることが先にあるんじゃなくて、、、

 

思いをまず聞いてあげること、、、自分の

 

本当にちゃんと聞こえるまで耳をすますこと

 

そのうち何かを気持ちいいと感じる自分に気がついたら

その思いに従えばいいんだ

 

君自身の声を、、、聞こえないふりをしていると、、、

 

そのうち本当に聞こえなくなってしまう

 

君の思いをそのまま表したらいい

 

〜『リアル』第6巻より引用〜

 

つづく!!!