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【1日目 東京〜長岡】今日ずつ生きる

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現在、東京を出発して、群馬県新潟県を結ぶ上越線の中でこの文章を書いている。はじめての新潟県に突入した。新潟といったら個人的なイメージとして寒い、というのがある。果たして本当なのだろうか。いや、夏だから関係ないのか。行ってことのない場所に行くのはドキドキワクワクしちゃうのが男の子。(自分の中での)未開の地へと足を伸ばし、可能性を広げちゃいたい。うそ。本当は「全都道府県行ったことあるよ!」と言いたいだけなのかもしれない。

 

 



今回は青春18きっぷを使って移動をしている。おそらく現段階で1日で普通なら6千円ぐらい踏み倒しているのだと思う。もう三倍お得しているので言うことなしである。去年は自転車の旅だったけれど、電車で移動するのも悪くない。自転車の時は自然とともに生きている感じがしたけれど、電車に乗ると画的にグッドな感じになる。個人的には群馬県渋川市に入ったあたりから見える自然が大好きで、是非いろんな人に素晴らしい車窓を眺めて欲しいと思います!!!

 

銀座でもやっていけそうな話


数日前、友人のお財布を買うのにお供として有楽町に馳せ参じてきた。よっぽどの用事がないと無縁になりつつある銀座周辺だけれど、意外と収穫もあるもんだった。大きく2つのことを学んだ。大前提として、髪長さすらい侍が銀座を歩いているところを想像していただきたい。まず1つは、こんな感じの風貌の人が阪急メンズ店にて結構働いていたということである。友達からも「店員かと思った!」と言われた。なるほど、どうやら阪急メンズ店なら長髪はOK。ということは髪長い俺は一回阪急メンズ店に寄れば銀座的にOKなのではないか(自分で言っていてわからなくなってきた)。もしこれから、「ちょっと信じちゃうような嘘をついてください」という要望があったら、「阪急メンズ店(銀座)で働いています。(ドヤァ)」を決め込むことができる。

 


2つ目は、結局ブランド物がそんなに好きじゃない(けど、なんか負けた気がする!)なら、自分でブランドを作っちゃえば良い、ということである。強引だけれど、多分自分でブランドなんていくらでも立ち上げられる。僕の名前は橋本真嗣と漢字では書くけれど、これをローマ字にするとMasatsuguHashimotoになる。なんかブランドっぽい。これも友人からのお言葉「ハッシーの名前、ブランドにできそう(笑)」からである。よくわからないけれど、多分服は自作できる。昔エルメスの職人さんが生でネクタイを作っているのを見たことがあるのだけれど、感想としては「お、おれでもできそう、、、」だった。数を重ねればそれっぽい服は作れるのではないか。そこに刺繍でMasatsugu Hashimotoなんて入れたらもうブランド完成である。誰かから「どこのブランドの服着てるの?」なんて聞かれたら、「あっ、Masatsugu Hashimotoだけど?」とか答えたい。カッコつけというギャグをかまして笑ってもらえたら最高である。

苦手だと、縁がないと、思っていた場所にでも出向いてみれば発見はあるのである(だいぶ友人に引き出してもらいました!!)

 

 

 

今日ずつ生きる

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僕は頻繁に「あれをやって、でもあれがああなって、でもこれがこうなったら、あ、ああ、あああ、うわぁぁぁぁ」と脳内でなることがある。禅病だ。頭で先に考える癖がある。または、一歩踏み出すのになぜか時間がかかる事柄がある。今年の夏はもう暑すぎたので、それでも良いやってことにしていた。が、9月からの僕は少し、いや、だいぶ違う(実はそんなに変わらない)。今を生きる。これである。すーぐ忘れてしまう。消極的人生よりも積極的人生のターンはやってきた。アニメ『エウレカセブン』でいうところの「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」である。今日だけは生き切る。明日は、未来は関係ない。まずは目の前の一日。今日だけを生きる。9月はその熱量(?)が自分を動かしてくれる、という気が勝手にしている。

 


手始めに電車旅を始めている。場所が変わると、家に帰るということをしないと、朝起きる場所が昨日と違うと気が引き締まる。ひしひしと今日という1日は、代わりがきかないという、至極当たり前かつ、至極それっぽい言葉が降ってくる。ちょっとだけ今日は頑張った(?)。水上駅というところで3時間ほど乗り換えまでに時間が空いた。なので、観光案内マップを片手に1時間のお散歩、適当にベンチを見つけて読書、人工芝でお昼寝、の3つを充実させた。そして今この記事を書いている。フル稼働している。これが今日を生きたことにつながるのかは分からないが、「今動いている」感は確実にある。

 

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明日にはへこたれているかもしれない。今読んでいるちくま文庫の『ムーミン谷へようこそ!』ではムーミン一家が愉快に暮らしている。ユーモアさえ自分の中で見失わなければグッドなのである。今こうして文章にしているとどうしてもお硬くなってしまうけれど、リアルな僕は結構フランクにこの文章を書けている。ノットナーバス!大事!ルンルン!(これ以上は変な人になっちゃうからやめとく)電車の窓を眺める。何も見えない夜景。田んぼだ。ヒゲが伸びているのに気づく。いじる。(ボックス席に座っているのだけれど)後ろに座っている女の子が青春18きっぷを眺めている。ああ、あなたもさすらってますね、いい感じですね!と言いたい(声をかける勇気はない、、、笑)。

 


つづく!!!